aboutあひるなんちゃらについて

あひるなんちゃら、とは…

“笑いあり涙なし”2003年3月結成。東京を拠点に活動。 初期はユニットとして活動し、2005年より劇団として始動。 演劇的展開の観念を小気味よい会話で裏切り続け、微妙にズレていく 会話の行き着く先には結局何もなかったりする滑稽な駄弁芝居を作風とし、 心地良い空気感の中で繰り広げられる無秩序な価値観のやりとりが特徴。 そのスタイルは、既存の演劇のジャンルでは定義できない唯一無二の存在として、 フリークを増やしつつあるはずです。


公演履歴



お祭りやってるらしいよ

[出演]

根津 茂尚
篠本 美帆
田代 尚子
野村 梨々子
上松 コナン(暮らし)
澤 唯(サマカト)
園田 裕樹
堀 靖明
松木 美路子
宮本 奈津美(味わい堂々)

[日時]

2017/08/31-09/04

[会場]

下北沢 駅前劇場

[解説]

そのうち書きます。



これは中型の犬ですか

[出演]

田代 尚子
根津 茂尚
篠本 美帆
野村 梨々子
石澤 美和
澤 唯(サマカト)
三瓶 大介
世界野 雄一
園田 裕樹(はらぺこペンギン!) 福崎 望
松木 美路子
松本 みゆき
宮本 奈津美(味わい堂々)
渡辺 裕也

[日時]

2017/03/08-03/12

[会場]

下北沢 駅前劇場

[解説]

そのうち書きます。



毒と音楽

[出演]

根津 茂尚
篠本 美帆
野村 梨々子
石澤 美和
澤 唯(サマカト)
園田 裕樹(はらぺこペンギン!)
田代 尚子
福崎 望
堀 靖明
松木 美路子
宮本 奈津美(味わい堂々)

[日時]

2016/09/17-09/20

[会場]

下北沢 ザ・スズナリ

[解説]

そのうち書きます。



ドロボー・シティ

[出演]

篠本 美帆
根津 茂尚
野村 梨々子
園田 裕樹(はらぺこペンギン!)
田代 尚子
伊達 香苗(MCR)
堀 靖明
松木 美路子
宮本 奈津美(味わい堂々)
山田 百次(劇団野の上/青年団リンク ホエイ)

[日時]

2016/03/25-03/28

[会場]

下北沢 駅前劇場

[解説]

そのうち書きます。



ピッピピがいた宇宙

[出演]

篠本 美帆
根津 茂尚
関村 俊介

[日時]

2015/09/18-09/21
2015/10/23-10/25

[会場]

下北沢 OFF・OFFシアター
福岡 ぽんプラザホール

[解説]

そのうち書きます。



走るおじさん

[出演]

根津 茂尚
篠本 美帆
石澤 美和
澤 唯(サマカト)
志水 衿子(ろりえ)
園田 裕樹(はらぺこペンギン!)
堀 靖明
松本 みゆき

[日時]

2015/03/05-03/09

[会場]

下北沢 駅前劇場

[解説]

そのうち書きます。



蕎麦屋の兄妹

[出演]

根津 茂尚
篠本 美帆

【男友達版】
江崎穣[ハリケーンディスコ]
佐野功
三瓶大介
澤唯[サマカト]
永山智啓[elePHANTMoon]
堀靖明
渡辺裕也[hanagarajapan]

【女友達版】
石澤美和
田代尚子
伊達香苗[MCR]
生見司織
松木美路子
宮本奈津美[味わい堂々]
森かなみ

[日時]

2014/09/06-09/15

[会場]

三鷹市芸術文化センター 星のホール

[解説]

そのうち書きます。



電磁装甲兵ルルルルルルル

[出演]

根津 茂尚
篠本 美帆
三瓶 大介
田代 尚子
堀 靖明
松木 美路子
三澤 さき(ゲンパビ)
宮本 奈津美(味わい堂々)
森 かなみ

[日時]

2014/01/28-02/02

[会場]

下北沢 OFF・OFFシアター

[解説]

そのうち書きます。



ライクアプラスチック

[出演]

篠本 美帆
根津 茂尚
澤 唯(サマカト)
三瓶 大介
伊達 香苗(MCR)
永山 智啓(elePHANTMoon)
生見 司織
松木 美路子
三枝 貴志(バジリコFバジオ)
宮本 奈津美(味わい堂々)

[日時]

2013/07/19-07/21

[会場]

下北沢 ザ・スズナリ

[解説]

そのうち書きます。



ギプス不動産

[出演]

根津 茂尚
篠本 美帆
関村 俊介
江崎 穣(ハリケーンディスコ)
三瓶 大介
伊達 香苗(MCR)
永山 智啓(elePHANTMoon)
堀 靖明
松木 美路子
三澤 さき
宮本 奈津美(味わい堂々)

[日時]

2013/02/27-03/03

[会場]

下北沢 駅前劇場

[解説]

というわけで、これの下にある、前回公演「ニアニアフューチャ」の解説を読んでいただくとわかるのですが、この公演のタイトル「ギプス不動産」は、前回公演の初回終演後に舞台上で行った会議で決めたものです。私からは、怪我人が出てくる話、ということしか言ってなくて、劇団員にタイトル案を出してもらって、それをたたき台に会議で決めていくという方法でした。で、決まったのが、ギプス不動産。全く意味がわからない。いや意味はわかるけど、不動産はどこからやってきたんだ。その会議が終わった直後に「これさ、今のところ、綾波レイが5人くらい出てくる話しか思いつかないんだけど、大丈夫かな。」と根津に聞いてしまったくらい、決まった時には、このタイトルで書ける気がまるでしませんでした。綾波レイが5人出てくる話で大丈夫なわけないです。しかも本家のエヴァンゲリオンやヱヴァンゲリヲンのほうがたくさん出てきますからね綾波レイ。それにその話にしても不動産の要素が皆無だし。そんなわけで、なかなか脚本を書き始めることができなかったんですけども(最初のセリフがいきなり思い浮かばなくて)、もうなんかそのまま書いてみるか、と思って、最初のセリフを「ギプス不動産ってなんだよ。」というタイトルに対する私の素直な気持ちにしてみたら、その後はサクサク書けまして、執筆時間は、今までで一番短かったかもしれません。わからないものです。もちろん綾波レイは出てきません。

骨折をして入院している患者が噂で聞いた、病院内にあるというギプス不動産っていう物なのか場所なのかもわからないなにか、がなんなのか知りたい、というところから始まって、それがなんなのかわかって、いろいろあって、そして退院する。というような内容でした。私はいつも本番中は楽屋にずっといて(もちろん出番の時は舞台上にいるけど)、舞台上の音だけを聞いています、それだけで客席の雰囲気もなんとなくわかったりします。で、初日に三瓶(客演の三瓶大介)の出番のところで、私はそこの三瓶がすごい面白いと思ってたんですが、笑いが起こるわけでもなく、かといってドン引きされているわけでもなく、なんかザワザワしたんですね、客席が。そのザワザワがたまらなくおかしくて、私は楽屋で大笑いしてたのですが、三瓶本人は「俺はザワザワの実の能力者だ」と、よくわからないことを言ってたので三瓶としては反省してたのかもしれません。が、翌日からはそこのシーンで普通にお客様に笑っていただけまして、なんですかね、でも、翌日から演技をかえたわけでもないし、ザワザワの時の出来が悪かったわけでもないんですよ。その日の何か様々な要素が複雑にからみあってザワザワになったりならなかったりする、っていうのがね、やっぱりライブでやる芝居ならではだなあ面白いなあと思いました。で、以前から、この楽屋で私が聞いてる芝居の音だけ、ってのがそれはそれで楽しいと思ってたので、本番の音声を収録して販売してたんですけども、これ次回もやりますので、よかったら観劇の記念に是非お買い求めください。と何故か宣伝になっちゃいましたけど、そんな感じでした。



ニアニアフューチャ

[出演]

篠本 美帆
黒岩 三佳
根津 茂尚
石澤 美和
異儀田 夏葉(ヨシロォの夏は夢叶え冒険団)
筧 晋之介(エレクトリック・モンキー・パレード)
三瓶 大介
堀 靖明
松木 美路子
松本 哲也(DEFROSTERS)

[日時]

2012/08/03-08/07

[会場]

下北沢 駅前劇場

[解説]

篠本が劇団員になって最初の公演なので、篠本を主役にしようというのを最初に決めてて、だとすると、どんな感じにしたらいいのかな、という考え方で書いた脚本です。で、それを突き詰めた結果、とにかく家から出ない主人公と、そいつと同居してる普通の女の話、っていうのになりまして、でも、そうなると、何も起こらないし、ただただ会話してるみたいな劇になりそうで、私はそういうなんでもない芝居とか漫画とか好きなので、それでもよかったんですけども、いくらなんでも何もなさすぎるだろ、と思いまして。2017年という近未来の設定だとか、舞台の端につねにナレーションみたいな人がいるとか、舞台上以外でばっかりドラマチックなことが起こるとか、を足して、できあがったのが、ニアニアフューチャです。私はわりと気に入ってます。あひるなんちゃらでやる芝居は基本的に再演とかしないつもりで書いてまして、というのは、年に2本くらいは脚本書こうね、っていう私の個人的な意気込みからなんですけども、ニアニアフューチャは再演してもいいかな、って書き終わってから思いました。いや、再演するって決めてるわけではないですし、やらない可能性のほうが圧倒的に高いし、やるとしても少しは書き直すに決まってるんですが。2017年の近未来って設定だから2017年にやるなら2022年って設定にしなきゃいけないし。

あ、この公演を最後に長年一緒にやってきた黒岩があひるなんちゃらを辞めることになったわけですが、この公演そのものとはそんなに関係ない話なので、それについては省略、というか、こことかこことかを読んでいただければと思います。初日の公演の後にイベントというか、次回公演のタイトルを決める会議、を舞台上でやりまして。たまにはアフターイベントみたいのやってみるか、っていう気軽な思い付きでやったことなんですけども、想像以上に劇団員たちが緊張というか、プレッシャーを感じてたというか、だったのが印象に残っています。よく考えたらそんなのわざわざ初日にやらないで、もっと落ち着いてきた3日目とかにやればよかったのかもしれません。あ、あの、繰り返しになりますが、この公演のこれが嫌だったら黒岩が辞めたわけではないですよ。たぶん。いや、これは嫌だったかもしれない。そこはわからないです。



まあまあだったね。

[出演]

根津 茂尚
関村 俊介
江崎 穣(ハリケーンディスコ)
佐藤 達(劇団桃唄309)
澤 唯(サマカト)
三瓶 大介
永山 智啓(elePHANTMoon)
堀 靖明
三枝 貴志(バジリコFバジオ)
渡辺 裕也

[日時]

2012/03/02-03/06

[会場]

下北沢 OFF・OFFシアター

[解説]

男だけでやったら、男子校みたいで楽しいんじゃないかなあ、とかそういう感じで。私は中学高校と男子校にいたんですけども。男子校は、意味なくパンツ一丁で床に寝てるヤツがいるとか、体育の先生に怪我させられてもそんなに問題にならないとか、エロ本とか漫画はすぐ盗まれるとか、そういう、通常の世界では考えられないことが日常だった場所でした(進学校なのに)。もう1回6年間通えって言われたら絶対嫌だけど、たまにはそういう感じで芝居するのもいいかな、って思いまして。実際は、みんなもう大人なので、上記のようなやばい世界にはなりませんでしたが、楽しかったです。でも、本当、練習場が静かでしたね。女がいないとこんなに喋らないんだ、って思いました。大人だからですかね。

これの前の公演(準決勝)の時に、私の妹が初めてあひるなんちゃらを観に来たんですけども、観終わって最初に言った感想が「まあまあだったね。」というもので、なんていうか、それが妙に面白かったので、そのままタイトルにいただいちゃいました。ちなみに、妹はまだそのことに気付いていないようです。芝居の内容は、小さなバネ工場に、昔そこでバイトしてたけど今は宇宙飛行士になった人が遊びに来て、それをきっかけに宇宙の話をしたりしなかったり、というようなものでした。内容はタイトルよりも先に思い付いていたんですけども、いま思えば「まあまあだったね。」以外にこの内容にフィットするタイトルはなかったように思います。不思議なものです。脚本は、いつもより書くのに時間がかかりました。普段は、男5人と女5人とか、まあ毎回変動はありますけど、そのくらいの感じなので、5種類の男と5種類の女を考えればいいわけですが、今回は、男を10種類考えなきゃいけなかったわけで、それで時間がかかったんだと思います。ちょっと考えればわかりそうなことですけど、やってみなきゃ気付かなかったでしょうね、頭悪いな俺は。観に来てくれたとある女優さんに「女だけっていうのもやってみてよ。」っていうようなことを言っていただいたんですけども、女10種類も考えられるかなあ。まあ、時間をかければ考えられそうですけども、それよりも、練習場で私以外全員女とかいう状況がちょっと不安ですよね。私以外でみんな楽しくお喋りとかしそうで。女子高の担任の先生みたいな気分になるんですかね。やってみても面白いかな、とは思いますが、どうですかね。でも、そのうちやるかもしれません。



準決勝

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
伯 美乃里
関村 俊介
池田 ヒロユキ(リュカ.)
金沢 涼恵(クロムモリブデン)
三瓶 大介
篠本 美帆(チーム下剋上)
墨井 鯨子(乞局)
永山 智啓(elePHANTMoon)
堀 靖明
松木 美路子

[日時]

2011/09/02-09/06

[会場]

下北沢 駅前劇場

[解説]

私の家の近くにトロフィー専門店があるんですけども。トロフィーって普段買わないじゃないですか。おもちゃのだったら買ったことある人もそこそこいるとは思いますけど、本気のトロフィーってあんまり買ったことがある人はいないと思うんですよ。でも、その店はちゃんと商売が成り立ってるんでしょうから、需要はあると思うんです。で、買う人ってどんな人かな、って考えてみたところからできた話です。正直に言うと、その店でトロフィーを買ってみたかったから、どうやったら芝居にできるか必死で考えた、っていう部分もあります。そんなことを考えている時に、インターネットでたまたま「準決勝」って文字を見て、これがタイトルでいいか、とタイトルもすんなり決まりました。内容は、トロフィーを盗んだ人が、盗んだことがばれないように同じトロフィーを買いに行く、っていう話です。場面転換を、いつもと違う感じにしたいなあ、と考えてたら、ちょうどいい感じの曲を、音楽の綱島が作ってくれたので、それをまるまる1曲、4回にわけてかける、という場面転換をしてみたんですけどもどうだったでしょうか。かなりバカバカしい場面転換になったので、私はとても気に入っています。

私は、普段、脚本を最初から順番に書いて行くんですけども、なんか思い立ってこれは順番に書かないでみたんです。最初のシーンを少しかいて、次は別のシーンを少し書いて、みたいな感じで。というのも、なんか、こう、芝居が進むにしたがってだんだん難解になっていくというか、最初のほうは誰かがおかしなことを言ったら、おかしいおかしい、ってちゃんと言うんだけど、後ろのほうはそういう感じじゃない、みたいな、だんだんわけのわからん世界になっていくみたいな、そんなふうにしたくてですね、書き方を変えてみたんですよ。まあ、今思えば書き方は関係なかったように思いますけども、それはいいとして。で、後半のほうに、墨井さんがおかしなことを言っても松木さんが優しく受け止める、といったようなシーンがありまして。「ババア」とか言われても、超ソフトに「こら」って言うだけなんですね。その「こら」が優しいのがね、男楽屋では大好評で「やっべ松木さん超優しい!付き合いたい!」みたいな盛り上がりをみせました。楽屋には舞台上の音だけが聞こえるんですけども、本番中、そのシーンが出番じゃない人みんなでそれを聞いては「優しい!」とか「理想の姉!」とか「この人の子供に生まれたかった!」とか言ってたのが、楽しかったです。私も自分で脚本書いて演出したくせに「この人、もしかして天使なんじゃない?!」とか言ってました、頭がどうかしてるんだと思います。その騒ぎが女楽屋にも聞こえていたらしく「男子楽屋、うるさいんですけどー。」みたいな注意を受けたりしたのもいい思い出です。高校生かよ、俺たちは。



さめるお湯

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
関村 俊介
異儀田 夏葉(ヨシロォの夏は夢叶え冒険団)
川村 紗也(劇団競泳水着)
三瓶 大介
篠本 美帆(チーム下剋上)
永山 智啓(elePHANTMoon)
日栄 洋祐
堀 靖明

[日時]

2011/02/09-02/14

[会場]

下北沢 OFF・OFFシアター

[解説]

最初に白状しておきますが、この公演のタイトル「さめるお湯」は、私の友達が考えたものです。「次の公演タイトルどんなのがいいと思う?」「うーん(2秒)、さめるお湯。」という感じでその友達が適当に言ったことなんですが、ピンときたので許可を取って使わせてもらいました。が、その友達はマジで使うとは思ってなかったらしく、このサイトで「さめるお湯」というタイトルを発見した時にとてもあわてたそうです。この公演が失敗したら自分のせいだ、というプレッシャーが凄かったとのことでした。失敗しても私の責任なのに、気が動転していたのでしょう。チラシに名前載せようか?という提案も「絶対載せないで。」と却下されました。なんかちょっとかわいそうだったので、これからはちゃんと自分で考えようと思いました。内容は、自称発明家の家でいろいろ起こって、むかついたりもしたけど、面白かったね、っていうような話です。公演の最初に沸かしたお湯は1時間以上経っても結果的にさめませんでした。え?なんでさめてないの?的な部分は、バラしてもね、あれですから、書かないでおきます。あと、雪が降ってる、っていう設定だったんですけど、本番期間中は現実でも雪が降りました。最初は、ちょうどいいじゃない、いい感じじゃない、って思ってたんですけども、思ったよりもだいぶ降りましたので途中からは「誰も見に来ないんじゃないか」という恐怖心に支配されてましたね、私は。とても怖かったです。

劇場では、例によってマリオカートばっかりやってました。打ち上げでもやってる人がいました。いよいよ何のために集まってるんだかわからない感じになってきてますが、芝居の本番さえみんなちゃんとやってくれればいいわけで、そういう意味では問題ありませんでした。そんなふうになってしまったのは、今回から「マリオカートチャンピオン」という新しい役職ができたことも関係しているのでしょう。マリオカートチャンピオンとは、仕込みおよび本番期間中に劇場にきて、マリオカートをしたり、雑談したり、何故か舞台装置を修理させられたりする謎のスタッフです。もちろん、チャンピオン、という名称なので前回公演で最も成績が良かった人が就任します。逆に言うと、優勝してしまうと、次の公演の時も劇場に来なければいけない、という、嬉しいんだか嬉しくないんだかわからないポジションです。今回はチャンピオンが防衛したので、次回公演の時も来るんでしょう、たぶん。あと、なんかよくわかんないけど、川村さんがある1日だけ悪い川村さんになって、本番前ののんびりする時間に、毒舌トークを繰り広げていたのが面白かったです。逆に可愛かったです。珍しくトラブルも少なく、安定してた公演でした。



UFOcm(再演)

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
関村 俊介
異儀田 夏葉(ヨシロォの夏は夢叶え冒険団)
石澤 美和
石田 潤一郎(乞局)
江崎 穣(ハリケーンディスコ)
江見 昭嘉(MCR)
澤 唯(サマカト)
ザン ヨウコ(危婦人)
篠本 美帆(チーム下剋上)
高橋 優子
渡辺 裕也(クロカミショウネン18)

[日時]

2010/08/25-08/29

[会場]

下北沢 駅前劇場

[解説]

2007年にやった「UFOcm」の再演です。いや、再演風です。かなり脚本をいじったので。私はわりと新作のほうが観に行くの好きなんですよ。だから、本公演ではずっと毎回新しいのを書いてたんです。でも、再演には再演のよさがある、ってのもわかるしなあ機会があったらやってもいいよなあ、とか考えてたのが、ちょうど1年前くらい。それからちょっとして、前回の「ミツバチか、ワニ」がありまして。公演が終わって、後片付けをして、まっさらになった劇場を見て「あ、ここでUFOcmやったら楽しいかも」と思ったんですよ。たぶん「ミツバチか、ワニ」の公演を観に来てくれた方に配った紙に「次回はUFOcm」ってすでに書いてたと思うんですけど、その紙を作ってる時点では、全然やる気なかったです実は。なんか不思議な感じですけどね。自分でもよくわかりません。でもって、チラシの裏にも書いたんですけど、脚本を書き直してみたら、登場人物が増えたり減ったりしちゃったんですよ。自由気ままに書いてたからなので自業自得なんですけど、おかげで普通に新しいの書くより大幅に時間がかかりました。再演って大変なんだなあ、って思いました。

舞台に丘を作ったんですけども。作るには、当然、図面が必要です。複雑な計算が必要だったので、そういうのに詳しい友達に、そういうのに適した高価なコンピュータソフトを使って作ってもらいました。その友達は、普通に勤めてる人なので、当然、実際に丘を作る時(公演の前日)にはいなかったんですけど、作る時にわかったことがあって。その図面がね、完全に間違ってたんですよ。。。あの瞬間はね…なんかすっごい笑えました。なんで笑ったんだろうなあ。なんか笑っちゃいましたよ。もちろん、いろんな人の頑張りでちゃんとできました丘。先日、その図面の友達に「図面間違ってたよ」と言ったら、さすがに凄いヘコんでましたけどね。なんか笑っちゃったくらいだから、誰も怒ってないです、本当に。そんな丘にですね、黒岩が立ってて、石澤さんが自分専用の椅子を持ってくるところから、芝居が始まるんですけど。1回だけ、その椅子を丘に置きっぱなしで開場してしまい、芝居が始まる前から椅子が置いてある、っていう。これどうすんの?黒岩どこに立つの?石澤さんどうやって出てくるの?っていう、ハプニングもありました。「椅子が舞台上にあります!」って石澤さんが男楽屋に飛び込んできた瞬間ね…やっぱりなんか笑っちゃいましたね、これは石澤さんの表情が面白かったのもあるんですけどもね。誰も気付かなかったって凄いよなあ。こういうミスは舞台監督の責任なので、通常は舞台監督が演出に叱られるんですけども、この公演は、なんと、舞台監督を演出でもある私がやってましてね。。。まあ名ばかりの舞台監督なんですけど。自分で自分を叱ってもしかたないので、責任をとって、前説をしてその流れで椅子を回収してくる、という罰を自らに課しました。や、私は、時々前説してるので、罰でもなんでもないと思われるかもしれませんけども、いちおうやるときは準備とかあるんですよ、前説でも。久々にアガりましたよ、本当。。。でも、不幸中の幸いというか、開場中の丘の上に椅子が置いてある風景がよかった、というご意見もいただいたので、これはこれでよかったんだと思います。で、そのご意見を受けて、毎回椅子を置きっぱなしにしておいて前説して回収、という案が、スタッフサイドから出たんですが、毎回前説をしたら確実に私の心が折れてしまうので、却下させていただきました。これからもたまに前説をする人として頑張っていきたいと思います。それ以外は、前回同様マリオカートばっかりやってました。いつになったらマリオカートに飽きるんでしょうか、自分でも心配です。



ミツバチか、ワニ

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
関村 俊介
異儀田 夏葉(ヨシロォの夏は夢叶え冒険団)
澤 唯(projectサマカトポロジー)
三瓶 大介(ククルカン)
篠本 美帆(チーム下剋上)
墨井 鯨子(乞局)
登米 裕一(キリンバズウカ)
中野 架奈
日栄 洋祐
渡邉 とかげ(クロムモリブデン)

[日時]

2010/03/04-03/08

[会場]

下北沢 駅前劇場

[解説]

あひるなんちゃらのメンバーで集まってた時に、雑談で、来年の公演のタイトルどうしようかなあ、みたいな話を振ったんですよ私が。別に深刻に悩んでいたわけでもなんでもないんですけど、なんとなく。その時点で決まってたことは、日程と劇場と出演者の一部だけだったんですね。どんな内容にするかとかも考えてなくて、その状態からタイトル考えろっていうのが無茶と言えば無茶だし、こっちも真剣に決めようとか思ってなかったんですが、その時に出たタイトルで一番面白そうだったのが「クジラとトカゲ」っていうタイトルだったんです。客演してもらうことが決まってた、墨井鯨子と渡邉とかげ、の名前をそのままタイトルに使っちゃうというプラン。他人のふんどしで相撲をとるとはこのことです、いくらなんでもそれはまずい、でも、なんか面白そうじゃないですか?どんな話か僕も全くわかんないですけど。とかなんとか思いながら日々をなんとなく過ごしていたら、あっという間に時間が経ってしまって、本当にタイトルを決定しなきゃいけない時期になりました。その頃には私の脳みそは、クジラとトカゲ、に完全に囚われていて、しかしそれはダメだ→でも別にいいんじゃねえか→しかしそれはまずい→でも別にいいんじゃないか、のループ状態に陥っていました。締め切りの時間はどんどんせまってくる、しかしループから抜け出せない。そして、もういいやこれで、とあきらめたかけた直後にひらめきました。別の動物にしたらいいんじゃないか?なんでそんな簡単なことに気付かなかったのか、己のバカさ加減にあきれてしまいますが、ギリギリ助かりました。それで出てきたタイトルは「ミチバチとワニ」っていうものだったんですけども、メンバーの「それなんか『ハチミツとクローバー』っぽい」という一言でボツにされてしまいました。うん、俺もそう思ってたよ。残された時間はあとわずか、ダメもとで、とにかく「ミツバチとワニ」ってパソコンで打ちまくる、という謎の行動をしている時にふと、動物じゃないところを変えてみるか、ということを思いつきました。「ミツバチをワニ」「ミツバチやワニ」とかを経て「ミツバチかワニ」に辿りつきまして。その瞬間に、あ、内容も思いついた。という経緯で決定したタイトルです。正式には「ミツバチか、ワニ」と、読点が入ってるのは、読みやすくするためです。

この公演もいろいろ面白いことがあったんですけど、やっぱり一番は、マリオカートですかね。昼公演と夜公演の間って、普通はみんなそれぞれ過ごす(ウォーミングアップしたり、寝たり、街を散策したりする)わけなんですけども、スタッフが持ってたDSのマリオカートを8人とかで対戦したら、凄く面白くて、DSを持ってる人は、みんなそれに夢中になってしまい。食事を摂るのも忘れてやってました。受付のみなさんがせっせと次の公演の準備をしているというのに、いい大人が「ひゃっほぅ、日栄ざまあみろ!」とか「佐野(舞台監督)てめえコノヤロウ!」とか言いながらゲームをしてるわけです。照明の古川さんが負けすぎて「私もう帰る。」ってなったのをあわてて止めたり、音響の星野くんが隠れて練習してるのを発見して「ずるいぞ!」と糾弾したのも今ではいい思い出です。次の公演でも同じことが繰り返されると思うと、今からワクワクします。芝居の内容は占いの話で、占い好きな男と適当なことばっかり言う占い師とその周りの人たちがいろいろ、っていう感じでした。ああやっぱりうまくあらすじが書けない。検索したらうまい感じにあらすじを書いてくれてるブログとか見付かると思います。で、占いと言えば、客演の登米が「僕、手相見れるんですよ」とか言い出して、女どもがキャーキャー言って見てもらってたんですけども。あんまり興味ないけど一応見てもらったんですよ、僕も。興味ないけど、結婚できるかとか気になるじゃないですか、それを聞いたんですよ。そしたらね「あの…結婚線が…ないです。」って言われて、なんていうか、ええ、こういう気持ちなんていうんでしょうか。絶望?そんな感じの気持ちになりました。



ジェネラルテープレコーダー

[出演(A面)]

黒岩 三佳
根津 茂尚
関村 俊介

[出演(B面)]

北村 耕治(猫の会)
高橋 優子
異儀田 夏葉(ヨシロォの夏は夢叶え冒険団)

[日時]

2009/11/18-11/23

[会場]

下北沢 「劇」小劇場

[解説]

企画公演です。なんかいろんな偶然が重なりまして、急遽この劇場を貸してもらえることになりまして。メンバーで話し合った結果、久しぶりに3人芝居をしてみよう、ということになったんですよ。でもね、なんですかね、倦怠期っていうんですかね、練習場にメンバーしかいないのを想像したら、全く会話のない練習場になっちゃったらどうしよう、とか、喧嘩になるんじゃないか、とか、怖くなりまして。じゃあもう1組同じ脚本で3人芝居をやってみたらどうだろうと、いうわけで、企画公演になりました。いや、それだけが理由じゃなくて、マジメな理由もあるんですけどもね。同じようで違う3人組でやるっていうことで、思い切って、男女も逆にしてみたりして。セリフをちょっとかえるとかもしたくなかったので「私」とか「俺」とか「僕」とかの一人称を一切使わずに書いてみました。誰も気付いてくれませんでしたけど、結構、大変だったんだから。でも、芝居なので、時には微妙にセリフ変わっちゃったりするんですよね。無駄な努力でした。無駄でもないか。内容は、山小屋で犯罪の準備をしている3人組が朝までかかって準備を終わらせる、ってだけの話にしました。シンプルな話で、3人しかいなくて、70分、楽しくできたらいいなあ、と思いまして。どうだったでしょうか。観た方はわかると思いますが、実は厳密に言うと3人芝居じゃなかったんですけどもね。あれはなんというか、ちょっとした遊びです。

スリッパで人を叩くっていうシーンがあったんですけども。やっぱりいい音をさせたいわけですよ。で、本番で使ったのは、基本的にいい音が出るけどもたまに出ない時がある、っていう微妙なものだったんですけども、それでさえ探すのが大変でした。意外にないんですよ、いい音するスリッパって。練習するのに借りてる場所に置いてあったスリッパが最高だったんですけども、盗むのはまずい、ということで、方々探しまわっていろいろ買いました。そのためにいくら予算を使ったことか。。。練習場のと全く同じものは、業者に注文して100足とか買わなきゃいけなかったのでさすがに諦めましたが、いつか大金持ちになったら、個人的に買いたいと思っています。あれはそれくらい凄い音がしました、叩かれた瞬間、自分の頭が爆発したかと思いました。あと、買った中に、凄くいい音は鳴るけど確実に怪我をするくらい硬いスリッパがあって、怪我したら嫌なのでもちろん使わなかったのですが、もっと人間が丈夫にできてたらいいのに、と思いました。



サマーゴーサマー

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
関村 俊介
篠本 美帆(チーム下剋上)
永山 智啓(elePHANTMoon)
江見 昭嘉(MCR)
澤 唯(projectサマカトポロジー)
小林 タクシー(ZOKKY)
佐藤 達(劇団桃唄309)
石田 潤一郎

[日時]

2009/08/19-08/24

[会場]

下北沢 OFF・OFFシアター

[解説]

この公演から、歌のレコーディングをちゃんとやるようになりました。前から音楽の綱島が自分で歌ったりはしてたんですけども、わざわざ歌う人を呼んで録音する、っていうのを。サマーゴーサマーのテーマは、おニャン子クラブ風の曲にしてもらったので、歌ってくれそうな女の人に片っ端から声をかけて、7人、楽しかったです。しばらくは公演の度にレコーディングすると思います。歌は女が7人も歌ってたのに、出演者は男多めでしたね、男8人、女2人。男だらけだと、凄くバラバラに動きますね。昼の公演と夜の公演の間にどっか行っちゃうヤツ(小林)、昼の公演と夜の公演の間に携帯電話の機種変更をしちゃうヤツ(根津)、昼の公演と夜の公演の間ずっと携帯電話の機種変更をしようか迷ってるヤツ(永山)、昼の公演と夜の公演の間もボケ続けるヤツ(江見)、つっこみ続けるヤツ(澤)、ドラクエし続けるヤツ(関村)、静かにしてるヤツ(佐藤)、何してたか思い出せないヤツ(石田)、といった感じでした。芝居はバラバラにならずに出来たような気がします、女2人がしっかりしてたからですかね。

夏に夏らしい芝居をしようと思いまして。とりあえず、サマーゴーサマー、というタイトルをつけてみたわけです。直訳すると、夏行く夏、ですね。勢いだけです。とにかく夏っぽい、厳密に言うと学生の夏っぽい、夏休みっぽい芝居がしたかったんですね。だからタイトルは勢いさえあればいいかな、って。夏休みって楽しいことばっかりでしたよね?そんなことないですか?嫌な思い出を忘れてるだけかもしれないですけども、とにかく勢いがあって楽しい夏休みの芝居にしたらみんなも楽しいかなあ、と思ったわけですよ。そこで、小学生がドラクエを買って夏休み中ずっとやってるみたいな話にしてもどうかと思ったので(現実世界では私はドラクエばっかりやってましたけども)、ちゃんと大人たちの話にしました。小さな映画館のオーナーが甥っ子の夏休みの宿題をやってて、それが全然終わらないものだから、夏なんか終わらなきゃいい、って言ったら、本当に終わらなくなって、どうのこうの、って話でした。あ、甥っ子はずっと家でドラクエやってたっていう裏設定がありました。嘘です、それは今、思い付きました。



フェブリー

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
異儀田 夏葉(ヨシロォの夏は夢叶え冒険団)
篠本 美帆(チーム下剋上)
墨井 鯨子(乞局)
永山 智啓(elePHANTMoon)
江見 昭嘉(MCR)
金沢 涼恵(クロムモリブデン)
尾倉 ケント(アイサツ)
小野 ゆたか(パラドックス定数)

[日時]

2009/02/04-02/11

[会場]

サンモールスタジオ

[解説]

フェブリーってなんだ?って話なんですけども。これ、根津がつけたタイトルです。もともと船の話で、冬それもちょうど公演の時期くらいの季節の話、っていうのが私の中で決まってて、でも、良いタイトルが思い付かないなあ、ということで、あひるなんちゃらのみんなに相談したんです。で、根津がたぶんふざけて言ったであろう「フェブリー」というタイトルが、私にはなかなか良いように思えまして、決定した次第です。内容は上記の通り、船に乗ってる乗客たちが、東京につくまでいろいろある、って感じです。例によって、感想とか書いてくれているありがたいお客様のブログとかを見て頂けると、これより詳しく、そして上手く、あらすじが書いてあります。

この公演は、なんというか、楽屋が盛り上がりました。や、舞台上や客席もきっと盛り上がったと思いますけども、とにかく楽屋が盛り上がりました。それは、江見くんの一眼のデジカメと、永山くんの一眼レフのカメラ、これで遊びまくったからです。面白いなあ俺も買おうかなあ、という人続出でした。ただ、小野くんだけは全く興味をしめさず、静かに読書とかしてました。あと、公演の準備の日がちょうど節分だったので、劇場で豆まきをしまして。江見くんが鬼をやってくれたんですけども。いい大人が本気で豆を投げる、そしていい大人がそれを全身で受け止める。意外と楽しいです。江見くんは全身アザだらけになったそうですが、本当楽しいので、みなさんも来年の節分にはやってみてはどうでしょう、おすすめです。でも、小野くんだけはあんまり興味をしめさず、静かに豆を食べてました。



父親がずっと新聞を読んでいる家庭の風景

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
関村 俊介
青木 十三雄(ヒューマンスカイ)
異儀田 夏葉(ヨシロォの夏は夢叶え冒険団)
篠本 美帆(チーム下剋上)
佐藤 達(劇団桃唄309)
宮本 拓也(MCR)
日栄 洋祐

[日時]

2008/07/03-07/08

[会場]

サンモールスタジオ

[解説]

この芝居は、客演の青木さんありきで書いた芝居です。どっかでたまたま会った時に「俺、次、あひるなんちゃら、出たい」と言ってくれまして。青木さんは、私や他の役者の父親にしては若いんですけども、演技とかメイクとか衣装とかで父親に見えなくもないくらいの感じでして。この機会を逃したら、とうぶん家族の話とか書かないだろうなあ、と思ったので、家族の話にしたのでした。で、シンプルに内容そのまんまのタイトルにしました。長いけどまあいっか、という感じで。というわけで、あらすじ。とある家庭。そこの父親はずっと居間で新聞を読んでいた。長男と長女は、働くべき年齢であるにも関わらず働いてなかった。母親は継母で、この家族で一番若かった。そして、この家族で働いているのは次女だけだった。そこにイトコが突然やってきて、オリンピックを目指すための合宿を仲間やコーチと一緒にこの家で始めてしまう。その他にも隣の家の人が訪ねてきたりいろいろあるんだけども、それでも父親はただずっと新聞を読んでいた。というような、あらすじでした。いつものことながら、あらすじ書くのがヘタだな、俺は。

最終日に事件がありました。劇場の都合と、私のちょっとしたこだわりのせいで、本番中、役者はトイレに行けないようになってたんですね。まあ、つっても、あひるなんちゃらの公演はそんなに長時間じゃありませんし、普段、本番中にトイレ行く人もあんまりいないので問題ないはずだったんです。で、私は出演してたんですけども、ビールを飲むシーンがあったんですね。また、別に偽物のビールを飲んだっていいのに、本物にこだわったんだ、演出してるバカが、バカこと俺が、ただ飲みたいだけで。それに加えて美味いんだ、舞台上で飲むビールが、舞台上って照明とかのあれで暑いから、なんか欲望にまかせて飲んじゃったわけです。もう、なんとなくおわかりでしょうけども、最終日の本番中、トイレに行きたくなりまして。でも、行けないわけです。というか、行くとしたら、客席の真ん中の通路を通って行くしかない。そんなことできるわけありません。芝居、ぶち壊しです。でも、漏れそう。ここで小便を漏らすのと、どっちがいい?どっちがいいんだ?俺、もう大人だよ?大人は人前でおしっこ漏らさないよ?芝居と俺の尊厳とどっちが大切なんだ?と、ぐるぐるしている頭にナイスアイディアがひらめきました。幸い、今回の舞台上は、ある家の設定です。家には当然、トイレがあります。つまり、自分の出番の時に舞台上で「トイレに行ってきます」と宣言した後、舞台上の廊下を通り、その流れで、客席になだれこみ、速やかにトイレに行く。これなら、ギリギリセーフ!芝居も問題なく進む!今、冷静に考えると、全然セーフじゃねえなこれ。ともかく、その時はセーフだと思ったので、おしっこ宣言をするべく、私は元気よく手を挙げました。さあ、誰か「どうしたの?」とか聞け!俺に!しかし、非情なもので、その場にいた役者全員が私を無視しました。後で聞いたところによると、あいつ酔っ払っててなんか楽しくなっちゃってんじゃないか反応したらどうしようもないアドリブとかするんじゃないか、と思って反応しなかったそうです。そんなことしねえよ。いや、以前したことがあったかもしれないけど、しないよもう。というわけで、トイレに行くこともできず、ただただ舞台上で我慢。誰かがいつもより長くセリフの間をとったり、ゆっくり喋ったりしようものなら「てめえ殺すぞ!」という気持ちのこもったガンを飛ばしつつ、おしっこが漏れる前に芝居が終わることを祈りました。そして、芝居が終わった瞬間、そう、お客様に礼をして、舞台が暗くなった瞬間に、周りの役者を突き飛ばしながら、トイレへと一直線に向かったのでした。あー、漏らさなくて本当によかった。



15 minutes made vol.4

[出演]

上田 楓子(MCR)
金沢 涼恵(クロムモリブデン)
中野 架奈

[日時]

2008/08/28-08/31

[会場]

シアターグリーン Box in Box THEATER

[解説]

Mrs.fictionsさんという劇団の主催公演。6劇団が15分ずつやる、という企画でした。他には、elePHANTMoonさん、アイサツさん、青春事情さん、横浜未来演劇人シアターさん、が出てました。いろんな人に出会いました。 あひるなんちゃらの役者は誰も出てないんですけども。あひるなんちゃらっぽい感じでやるために、上記の過去になんらかの形で関わったことのある役者さんたちにお願いしました、なかなかにあひるなんちゃらっぽい感じになりました。



シナトラと猫(改訂版)

[出演]

櫻井 智也
おがわ じゅんや
北島 広貴
上田 楓子
福井 喜朗
渡辺 裕樹
江見 昭嘉
伊達 香苗
小野 紀亮
宮本 拓也
高橋 優子
山田 奈々子
中川 智明
吉田 久代(ククルカン)
黒岩 三佳
根津 茂尚
関村 俊介

[日時]

2008/03/11-03/16

[会場]

下北沢駅前劇場

[解説]

2006年4月にMCRさんと一緒にやった公演の再演です。 前回は3ステージだけだったんですけども、ステージ数を3倍にして、MCRの本公演としての再演でした。 これであひるなんちゃらを知ってくれた人も多いかと思います。



屋上のオフィス〜改訂版〜

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
関村 俊介

[日時]

2007/12/26-12/30

[会場]

新宿村LIVE

[解説]

ゴールデンウィークにやった、3人芝居の再演です。これは、会場の新宿村LIVEという劇場の企画で、12月5日から1週間に2劇団ずつ4週にわたって計8劇団が公演をやるというものでした。それに参加しない?というお話を頂いた時点で、下記の未来ルルルルルルルの日程(12月5日〜10日)が決まっていたので、最後の週ならなんとか、ということで参加させて頂きました。そんなわけで、あまり練習する時間もないし、半年前にやったばかりの演目の再演にさせてもらいました。が、そこで「せっかくだから、3人とも3つの役を全部やってみよう」と、何がせっかくなのか自分でも全くわかりませんが、日替わりで配役を替えてみたわけです。つまり、私が初日はAという役をやってたとしたら、2日目はBの役、3日目はCの役、といった具合です。3つの芝居の練習をしなくてはなりません。「時間がないから再演にしたんじゃなかったのか?」と思いますが、その時はちょっと頭がどうにかなっていたのでしょう。にしても、この「3人が日替わりで…」というのを説明するのが本当に難しかった。なにかこれを説明するいい言葉はないか、と思っていたら、演劇をたくさん観る方のブログにこの公演のことが「スクランブルキャスト」と書いてあって、そう言うのか!公演の前に知ってればなあ、と思ったのですが「スクランブルキャスト」で検索しても、特にそういった検索結果が出るわけでもないので、その方の造語なのかもしれないです、よくわかりません。でも名前をつけてしまうのは手だったなあ、と今となっては思います。というか「スクランブルキャスト」と呼ぶことに決めました、今。というわけで、スクランブルキャストで行った公演でした。

ビジネス街のあるビルの屋上にあるオフィス。そこでは2人の社員が働いていた。屋上に届くはずの手紙は必ず下の階の会社に届いてしまうため、下の会社で働く男(女の回もありました)が手紙を持ってくる。男(もしくは女)は屋上のオフィスを気に入って、入り浸るのだった。というような内容でした。



未来ルルルルルルル

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
林田 麻里
中野 架奈
異儀田 夏葉
川島 潤哉(コマツ企画)
大室 光来(ボーダビッチ)
小玉 慶晴(ビッグアップル)
渡辺 裕也(クロカミショウネン18)
関村 俊介

[日時]

2007/12/05-12/10

[会場]

王子小劇場

[解説]

ここのところ、人間しか出てこない話が続いていたので、人間ではないなにかが出てくる話にしようと思い、そのための状況を考えていたのですが、全然思いつかず、どうしようかなあ、となっているときに、試しにあひるなんちゃらのみんなに、なんでもいいからキーワードを出してみて、とお願いしたら「過去」ということを言った人がいまして。過去か、過去はちょっと思いつきそうにないなあ、あ、「未来」ならいけそうだな。と、未来の話に大決定して。じゃあタイトルはどうするか。で、考えて考えて「未来ルルルルルルル」というタイトルになりました。「ル」は7個です。別に3個でも4個でも8個でもよかったんでしょうが、7個がなんかいちばんしっくりきたので。個人差はあると思いますけど、音読したときに、7個が最もよいと私は思ったのですが、どうですかね?

あらすじ。冷凍睡眠で12007年にやってきた3人の男が、2007年に帰るために、人を探していたら、サイボーグとかCGとかスーパーコンピュータとか車とかにばっかり出会う。人、それももしかしたら3人のうちの誰かの子孫かもしれない、にも会えたのだけど、どうも帰れそうにないことがわかる。しかも、残念なことに、もうすぐ人類は滅びるっぽい。死なないためにはサイボーグになれ、とサイボーグに言われてサイボーグになることを決意し、1人はサイボーグになるのだが、残り2人がうだうだ悩んでいると、鳥になることも可能であることが判明する。サイボーグか鳥か、どっちも嫌だから、やっぱり2007年に戻る方法を探そうと言い出す2人。サイボーグになってしまっていた1人は、ヤケになって鳥になって、飛んで行ってしまったのだった。あらすじ終わり。演劇の面白いところの1つに、舞台上で言ったことは受け入れて観るしかない、というところがあると思いまして。具体的に今回で言えば、どうみてもただの人間である役者が「自分は車である」といった意味のセリフを発した場合に「あー、あいつ車なんだ」と思うしかなく、あいつは車であると思って観る、というある種、お客様との共同作業で公演を作り上げていくところです。それを意図的にやってみようと思って、車などというふざけた役を作ったのですが、車のインパクトがありすぎたせいか、車のことばっかり誉められて、嬉しいような悔しいような、そんな気持ちでした。練習初日に、小玉くんというその車の役をやった人の演技をみて「あいつ、なんかわかんないけど…速そうだよなあ。」と思った時点で、終演後は車ばっかりが人気者、というその状態は既に決定していたような気もします。



毒と音楽

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
金沢 涼恵(クロムモリブデン)
星野 友紀
増戸 香織
田部 寛之
江崎 穣(ハリケーンディスコ)
畠山 綾野
大室 光来(ボーダビッチ)
藻田 るりこ

[日時]

2007/06/20-06/25

[会場]

王子小劇場

[解説]

いつのことだったかは忘れてしまったけど、バスに乗ってまして、ふと楽器屋が目に入った時にひらめいたタイトルです。内容はその後に考えました。タイトルを思いついた時点で、バンドが出てくるとか、毒が出てくるとかは決まっちゃってるようなものですけどね。女の人が多い公演でした。いろんな人に「エローい」って言われました、女の人が多かったので。女の人が多いと何がエロいのかはわかりませんが、言いたくなる気持ちもわかるような気がします。初めてのことが多い公演でした。上記の男より女が多いのも初めてだし、舞台監督という演劇では最も重要と言われているスタッフに初めてちゃんとついてもらったし、木で壁を作ったのも初めてだし、直接からまない2つのシーンで構成したのも初めてだし、私が本番中に照明をつけたり消したりしたのも初めてでした。…音を出す人をやったときにあんなに後悔したのに(爆発マテマティカ参照)照明をやってしまいました。そして異常に緊張しました。照明やっても緊張するし、音をやっても緊張するし、客席で観てても緊張するし、私は本番中どこにいたらいいのだろう…出演すればいいんですけどね、あんまり緊張しないし、とかいったようなことを思いました。

これを書く前に、以前の公演のぶんの記述を読み直したのですが、あらすじ書くのヘタですね私。あらすじは、感想を書いてくれてるブログとかを読んだほうがよっぽどわかると思います。とか書いちゃったら、このページはなんのためにあるんだよ、って思われますかね。でも、なんかそのうち、テアトルプラトーさんで放送?ネット配信?どっちかわからないですけど、されるみたいなので、あんまり詳しく書いてあってもあれかな、って思ったりもしたので、あえて詳しくは書きません。インディーズで活動するバンド、ツリカワ、と、同じ事務所に所属するフォークデュオと、そいつらのマネージャーと、そしてツリカワを愛するライター、と、寂れたバーのマスターとバイトと常連。の話です。あひるなんちゃらが始まって以来、毎回、私が前説をしてたんですが、さりげなく廃止してみました。ただ完全に廃止してしまうのも寂しかったので、2回だけやりました。そのうち1回は、一番お客様が少ない回に「今日は雨降っちゃってるし、平日の昼だし、客席が少し寂しいけど、盛り上がりましょう!そのほうがお互い幸せです!」というテーマでやりまして、これは恒例にしようと思ったので、私の前説が好きだ、という変わったお客様は、人が少なそうな回に来ることをおすすめします。



屋上のオフィス

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
関村俊介

[日時]

2007/05/04-05/06

[会場]

王子小劇場

[解説]

無料で公演をする、という企画公演です。いろんな人に観ていただきたくやってみたわけです。なのでいろんな人に馴染みのあるところを舞台にしようと、会社の話にしました。また、いわば、あひるなんちゃらのプロモーション的な公演なので、役者さんを他から借りたりっていうのも何か違うので、3人芝居にしました。単純にあひるなんちゃらの役者だけの芝居をやってみたい、っていうのもありました。私も久しぶりにたくさん出演しました。自分がたくさん出るという制約は、いままで考えたどんな制約よりも私を苦しめました。脚本を書きながら「このセリフはこういう風に言うか、いや、こうか?いやいや、それじゃあダメだな…」みたいなことばかり考えてしまい、なかなか書き進まなかったからです。練習は練習場でやれよ、と自分に言いたいです。

ビジネス街のあるビルの屋上にあるオフィス。そこでは2人の社員が働いていた。屋上に届くはずの手紙は必ず下の階の会社に届いてしまうため、下の会社で働く男が手紙を持ってくる。男は屋上のオフィスを気に入って、入り浸るのだった。というような内容でした。あひるなんちゃらの最初の頃、同じゴールデンウィークに同じ王子小劇場でやって、驚くほど少しのお客様の前でやったなあ(イエローピーポーベイベーピンク参照)なんて思いながら準備を進めていましたが、同じびっくりするくらい少ないお客様で…ということもなく、無事普通に公演できました。イエローピーポーといえば、その時は、ゴールデンウィークに東京に遊びに来たという友人に照明をやってもらいまして、そのせいでその友人はいっさい東京で遊べなかった、というようなことがあったのですが、その友人が今回のゴールデンウィークもちゃんと東京に遊びに来ててその一環として公演を観に来てくれました、もちろんちゃんと普通に観てちゃんと遊んで帰りました。あひるなんちゃらもだいぶちゃんとしてきたものだと思います。



UFOcm(ユーフォーセンチメートル)

[出演]

黒岩 三佳
伯 美乃里
根津 茂尚
藻田 るりこ
日栄 洋祐
小野 紀亮(MCR)
大室 光来(ボーダビッチ)
稲垣 俊平(劇団志村)
草野 千裕(che carino!/che carina!)
田部 寛之
関村 俊介

[日時]

2007/02/09-02/12

[会場]

王子小劇場

[解説]

タイトルを考えたのが昨年の5月なので、もう、なんでUFOを呼ぶ話にしようと思ったのかとか自分でもわかりません。タイトルを考えたのは5月だけど、UFOにしよう、と思ったのがそれよりも前だから、いつだ?いつからUFOのこと考えてた?というようなUFOcmです。少人数のシーンばかりで構成したいなと思って、全体の9割以上を少人数のシーンにしたんですが、それもなんでそう思ったんだか。舞台も、UFOだから丘でしょう、とかそんなことを思ったはずなんだけど(そういうメモが残ってた)「UFOだから丘」ってなんだよ。チラシを作ってくれている人がチラシに缶ポックリに乗っている女の絵を描いてきたので(今でもなぜ缶ポックリだったのかは不明)これは登場させないといけないんだろうな、と登場させたりと、そういった自分の闇というか、不可解な部分と、自分じゃない人の不可解な部分を取り入れたら、結果的にシュールになった、らしい。というのも、シュールの定義が正直ちょっとわからないというか、厳密に言ったらどうなのかわからないというか。

町にある丘。UFOを呼べると言い張る女がそこに毎日やってきて、UFOを呼び続けていた。町の人々は女に会いにやってきたり、こなかったり、わけのわからないことを言ったりしていた。丘に、割とたくさんの人が集まったある日、UFOはやってきた。本当はやってきたのかどうかわからないけれども、その町はUFOが来る町として発展していったのであった。というような内容でした。字を影絵で出すという、しかけを考えて、わりとうまく出てよかった。私が自分でその影絵を出していたのですが、なにげにそれが重労働で、腰を痛めながらやっていました。知り合いの演劇関係者等に「今回の出来はどう?」とか聞かれて「影絵出してたからみてないんだよね、あれが結構大変で…」と苦労話をしようとしても「なんで観てないの!?」と逆に叱られる始末で、誰も聞いてくれなかったのでここに書きました。



地獄にて

[出演]

伯 美乃里
黒岩 三佳
根津 茂尚
生見 司織
池田 ヒロユキ(リュカ.)
渡辺 裕也
青木 十三雄(ヒューマンスカイ)
田部 寛之
小澤 貴
小野 紀亮(MCR)

[日時]

2006/07/14-07/17

[会場]

王子小劇場

[解説]

前回が地味だったので派手にしたいなあ、とか、突飛な設定にしたいなあ、とか、考えてたんですけど、そんな抽象的に考えてても何も思い浮かばないので諦めて、部屋でいつものようにごろごろしながら漫画を読んでて気付いたんです。漫画、それもギャグ漫画とかって、大抵1回は地獄に行くんですよね。と、いったようなわけで地獄の話にしようと思いました。安易。安易なわりには、その決断のおかげでやろうと思ったことはだいたい盛り込めたので、結果的にはそれでよかったはず。やろうと思ったことというのは、いくつかの仕掛けだったんですけど、そのうち、たくさんの糸が降ってくる、っていう仕掛けがもう、とにかく手間がかかった。もちろん実際作るのにも時間はかかりましたけど、仕掛けを考えるだけでも、かなりの時間を要したのです。それは私が「糸がばーって降ってくる」という子供みたいな説明しかできなかったのが原因なので、自業自得ですが。

殺された女と、殺した女と、それをただ見ていた女が部屋にいた。そこにその友達がやってきて、もうすぐ地球は滅びると言う。そんなことより殺しちゃったのどうしよう、みたいな話をしているうちに地球は滅亡し、みんな死んでしまう。そして閻魔大王の裁判の結果、全員地獄へ堕ちる。が地獄はそんなに苦しくもなく、かといって楽しくもなかったので、閻魔を脅して地獄を抜け出すことにしたが、地獄を抜け出した先の場所は、天国にも現世にも地獄にもみえた。芝居本編についてはそんな感じです。本編の前に、ビフォアトークっていう、いま演劇を観に行くとたまにやってるアフタートークに対抗した企画をやってみたんです。アフタートークは芝居が終わった後にその芝居について話すみたいなものなんですが(よく知らないけど)ビフォアトークはトークを芝居が始まる前にやってしまおう、という斬新な企画です。斬新ではあるけど、よく考えたら、芝居の話をしちゃったら内容がバレちゃうし何を話したらいいんだかわからない、という残念な企画でした。本当に困った。話すことがないならやらなきゃいいのに、みたいなアンケートもいただきました。今度からは企画をするならもっと事前にちゃんと考えます。



シナトラと猫

[出演]

櫻井 智也
おがわ じゅんや
北島 広貴
上田 楓子
福井 喜朗
渡辺 裕樹
江見 昭嘉
伊達 香苗
小野 紀亮
宮本 拓也
高橋 優子
山田 奈々子
中川 智明
黒岩 三佳
伯 美乃里
根津 茂尚
関村 俊介

[日時]

2006/04/24-04/26

[会場]

下北沢駅前劇場

[解説]

MCRさんと一緒にやった公演です。一緒というか、あひるなんちゃら全員がMCRに出演して、3日間の日替わりの芝居のそれぞれの主役をやる、という企画です。というわけで、私も出演のみですので、ここで語るのもおこがましい。というわけで、詳しくはMCRのサイトをご覧ください。



ハワイで農園

[出演]

黒岩 三佳
根津 茂尚
伯 美乃里
生見 司織(本田ライダーズ)
大塚 秀記(つよしとひでき(trf))
和田 良
植松 久恵

[日時]

2006/01/13-01/15

[会場]

中野テルプシコール

[解説]

一幕一場、場面転換のない芝居にしよう。田舎を舞台にしよう。あんまり事件とかが起こらない話にしよう。という3つのルールを決めて書き始めました。普段はこんなことしないで、好き勝手に書いてるんですけど、思いつきでやってみたんです。ルールを決めることもそうだけど、ルールで決めたことも今まであんまりやってないことばかり。なんの反骨精神だよ、と今では思いますが、なんかチャレンジしたかったんでしょう。チャレンジと言えば、1日に3回公演、っていうのもチャレンジでした。いろんな演劇関係の人に「やめといたほうがいいよ」と言われたんですが、別に面白半分でやったわけではありません。観に来てくれた方はわかると思うのですが、客席が1人に椅子が1つという形ではなくて、横にずらっとお客様が並べるだけ座る形であることが理由でした。夏は10人座れるところ冬は8人くらいしか座れないんです、みんな着膨れしてるから。なので、回数を増やしたのです。それにアイドルとかはよくやってますしね、1日3回、やってできないことはないだろう、と思ってました。もちろんやってみたら、ちゃんとできました。でも役者たちはすげえ辛そうでした。ほんとごめん。

舞台は東北っぽいどこかの田圃。女はそこが近い将来ハワイアンセンターに生まれ変わることを悲しんでいて、男は自分は将来どこか遠い国(ハワイとか)に行くことを夢見る。そこに、高校卒業後に東京へ行っていた同級生が帰ってくる。同級生は東京でAV女優をしており、それでお金を貯めてハワイで農園をやることを目標としていたが挫折して帰ってきたのだ。とかいう人間たちやその周辺の人たちが田圃でただ喋っている、というような内容でした。地味な芝居でした。これから当分の間、こういうのはしないと思います。



シークレットライブ

[出演]

シークレット

[日時]

2005/11/21-11/22

[会場]

王子小劇場

[解説]

あひるなんちゃらのメンバーにはおのおの脚本を書いてもらい、出演しない、という企画です。他にもいつもは脚本とか書かない人や、仲の良い脚本を書く人に、脚本を書いてもらいました。そんなこんなで12本のコントというか変な芝居というか、そういうのをやりました。シークレットライブという名前なのに普通に宣伝をしたので、何がシークレットなんだ、と言われましたが、ちゃんとシークレットですよ、出演者も脚本家陣もここには書きませんから。



スチョールギル

[出演]

生見 司織(本田ライダーズ)
石井 亜矢(あなピグモ捕獲団)
渡辺 裕也
黒岩 三佳
伯 美乃里
江見 昭嘉(MCR)
稲垣 俊平(劇団志村)
植松 久恵
根津 茂尚
関村 俊介

[日時]

2005/06/17-06/19

[会場]

中野テルプシコール

[解説]

この公演タイトルを発表してから本番までの間に100回くらい「スチョールギルってどういう意味?」と訊かれました。最初の頃は「本番を観に来てのお楽しみ☆」とか「ラテン語で泥棒って意味(嘘)」とか言ってましたが、だんだん面倒になってきて途中からは素直に答えを教えてました。主人公は自転車に乗ってて、自転車がわりと活躍する話だったんですけど、脚本を書き始めた時点ではスクーターの予定でした。舞台上でスクーターに撥ねられる人を観るのは面白いかなあ、と思って。でもよくよく考えてみると、それはただの事故だな、って気付いてやめました。排気ガスの問題もあるし、もし操作を誤って客席につっこんだら…とか、ハイリスクノーリターンですよねスクーターは。自転車くらいでちょうどよかったはずです。そう思わないと、いつかスクーターで人を撥ねるためだけに再演してしまいそうで怖いです、自分が。

日本初の大統領になることを夢見る女子高校生ユキは大統領になる第一歩として、生徒会長選挙に立候補する。未来、ユキは日本初の女性総理大臣になっていて、インタビューを受けている。それと、将来の夢を語り合う小学生たち。の3つのシーンが入り混じった話。全員が学生服を着てるけどブレザーだったり詰襟だったりセーラー服だったりバラバラ、っていう衣装案を思いついた時は「俺って天才!」とか思ったんですけど、例によって誰もそこは誉めてくれませんでした。でも公演については、今までで一番、いろんな人に誉められたような気がします。友人の自主制作映画監督が、スチョールギルを映画化するって言ってくれました。よいしょがうまいなコイツは、とか思ってたんですが、本当にやるみたいです。そして、それを彼がブログ(というか日記)で発表した直後に早速「スチョールギルってどういう意味?」みたいなコメントがついていて面白かったです。



宇宙モノ

[出演]

折尾 陽児(cube united works)
生見 司織(本田ライダーズ)
渡辺 裕也
植松 久恵
黒岩 三佳
小澤 貴
伯 美乃里
根津 茂尚
稲垣 俊平(劇団志村)

[日時]

2005/02/25-02/27

[会場]

中野テルプシコール

[解説]

何年前か忘れましたが「カウボーイビバップ」っていうアニメが、とても面白くて、アニメは普段あんまり観ないんですけど、ビデオに録画してまで観てたんですよ。大人のアニメって感じで、全体的にすごくしぶい。ルパン3世と同系統といえば同系統。悪い人を捕まえる側の話なんですけどね。このままだと、カウボーイビバップの紹介になってしまいそうなので、ここらへんでやめておきます。で、ある日そのカウボーイビバップのことをふと思い出しまして、そうだ宇宙の話を書こう、と思ったのでした、我ながら単純だ。あくまでも動機がビバップだっただけで、私が書いたものにはカウボーイビバップの面影は全くありません。共通点は宇宙船が出てくることくらいです。この時、せっかく宇宙の話を書くんだからと、以前から気になっていた相対性理論とかをちょっと勉強しました。またその勉強が面白くて、本編と関係ない計算とかして無為に時間を過ごしたことも今となっては良い思い出です。

地球から14光年離れた星の探索に向かった宇宙船の中の話。まだ星に行く途中なのに、乗組員たちは既にちょっとおかしくなってきていた。忍び込んでいた宇宙人の願いを船長が勝手に聞き入れてしまい、航路をはずれてしまう宇宙船。作戦失敗がほぼ確定した状況に乗組員達は、このままどこか遠くに逃げてしまうことにする。それに反対する主人公が孤独を受け入れ、宇宙の果てを目指すことを決意するまでの話。実は「孤独、一人ぼっち」ということと、宇宙モノの「モノ=ギリシャ語で1」というのがちょっとひっかかってる洒落たタイトルだったのですが、誰も気付いてくれなかったので、ここに書いておきます。この公演で、初めて自分の芝居を客席でみたのですが、役者の演技の具合も気になるし、お客様のリアクションも気になるしで、落ち着かないものでした。



爆発マテマティカ

[出演]

稲垣 俊平(劇団志村)
伯 美乃里
laila.g.g
渡辺 裕也
生見 司織(本田ライダーズ)
黒岩 三佳
植松 久恵

[日時]

2004/10/08-10/10

[会場]

中野テルプシコール

[解説]

「だらだらしてるよねーいい意味で」とか「ぬるーい感じがいいよ」とかよく言われるようになってきた。それを聞いた私の中の天邪鬼が、たまには元気な芝居をしよう、と囁くので、爆発、とか勢いのあるタイトルにしたのでした。その勢いに呼ばれてか、公演中に強い勢力の台風が来た。そんな勢いいらないから。雨と風がひどくて表に出れなかったのでピザの宅配を頼んだんだけど、1時間くらいかかってピザが届いたのが開場20分前くらいだった。そんな状況だったからその日は誰も来ないかと思ったけど、15人ほどお客様がきてビックリした。さぞ客席はピザ臭かったでしょう、ごめんなさい☆あ、☆で思い出したけど、ここらへんから脚本に「爆破しちゃいまーす☆」とかいう感じで☆を使い始めた。特に深い意味はなかったんですけど、役者に「これ…どう読むの?」と真顔で聞かれたことは一生忘れないと思います。

小さな町の小さな学習塾とピアノ教室の抗争。ピアノ教師は、何故か天才科学者でもあり、アンドロイドや改造人間が次々と送り込まれてき、最後に送り込まれてきたのは人間爆弾。教室は爆破されそうになるが、それをも防ぎ平和は守られたのだった。この公演で私は生まれて初めて本番中の音を鳴らす人をやったんですけど、想像以上に難しくて、自分のヘボさに嫌になりながら毎日を過ごしてました。毎日ヤケ酒でした。内容に関しては、公演後に初対面の某劇団の主宰の方に「ハハハ、君、頭おかしいでしょ?いいよー。」と言われたのが、とても嬉しかったように記憶しています。



妖怪大行進

[出演]

植松 久恵
渡辺 裕也
黒岩 三佳
根津 茂尚
伯 美乃里
関村 俊介
中川 加奈子(劇団StoicStick)
桜田 一休

[日時]

2004/04/09-04/11

[会場]

王子小劇場

[解説]

妖怪の話が書きたくて、小さい頃みた「ゲゲゲの鬼太郎〜妖怪大戦争〜」みたいなのを書こうと思い至った。で「妖怪大戦争」というタイトルにしようと思って、インターネットで検索したら、今(2005年9月)公開中の映画「妖怪大戦争」の制作発表の記事を見付けて、あわてて「妖怪大行進」にした。(観たことないけど大戦争も大行進も遥か昔の映画で存在する。)今にして思えば、別に「妖怪大戦争」でも良かったような気もする、ブーム先取りみたいで。この時もちょっと脳の調子が悪かったので、妖怪について調べているうちに妖怪が身近に感じられてきて「信じてくれないと思うけど…妖怪は居るね!」とか口走っていた。あと前々回同様、椅子を墓石にしようとしていた。

夜の墓場では毎日、妖怪達の運動会が開催されていた。最年少の座敷童子(ギャル)は、毎日繰り返される運動会に飽き飽きしていた。閉鎖的な妖怪界を変えるために、人間に発見される、という方法を思いついた座敷童子は、妖怪研究の第一人者宮沢教授に手紙を送る。一度は発見されてしまうものの、年寄り妖怪の力で人間は全てを夢だと思い込み、妖怪の世界は平穏を保つ。そして明日も運動会は行われるのだった。という話。最初はキン肉マンの「僕が考えた超人」みたいなノリで、私が考えた妖怪とか出そうと思ってた。だが、妖怪パーソナリティ(妖怪ポストに投函された葉書の紹介をする)とか、チャンネル婆(テレビのチャンネル争いをしていると現れて、強制的にNHK教育に変えてしまう)とか、妖怪に失礼なアイディアしか出てこなかったので、やめました。今にして思えば、それはそれで、くだらなくて良かったかも。



演劇なんかやめちまえ

[出演]

伯 美乃里
黒岩 三佳
渡辺 裕也
根津 茂尚
久米 靖馬
植松 久恵
折尾 陽児(cube united works)
江見 昭嘉(MCR)
稲垣 俊平(劇団志村)

[日時]

2004/02/06-02/08

[会場]

プロトシアター

[解説]

劇団を題材にした芝居って、物凄くたくさんあると思うんですけど、それはやっぱり身近な世界だから書きやすいんでしょうね。しかも、演劇をやってない人にはよくわからない世界だから、比較的お客様に楽しんでもらいやすいジャンルだと思います。ですが、当時はそういったことは全く考えてなくて、私が見たり聞いたりしてきたいろんな劇団のダメ要素を全部兼ね備えた日本一ダメな劇団、を空想して一人でニヤニヤしてたのをただ脚本にしただけって感じです。この回に関しては、タイトルを決めた時点で、内容も固まってました。また内容が内容なので、この脚本中の劇団のような状態を必死で避けながらやってました、その甲斐あって、やっとあひるなんちゃらもまともになったように思います。評判も上々でしたし、この時に入れれなかったダメ要素や新しく仕入れたダメ要素を使って、別の劇団を描いた「演劇なんかやめちまえ2」とか書いてもいいかな、と思ってます。ちなみに、左の画像では「演劇なんてやめちまえ」になっているのは正確なタイトルが「演劇なんか…」だったのか「演劇なんて…」だったのか、もう誰も覚えていないからです。

どうしようもないダメ劇団の練習風景から本番打ち上げまで。練習には演出家が一度もやってこないし、脚本は全然できないし、役者が逃げたり、恋に夢中だったり、とにかく全てがダメ、しかし彼らはダメさに気付かないまま生きていくのだ。という内容。大きなモニターを使って文字とかを出してたんだけど、初日の本番中、モニターにつないでるパソコンが突然ウイルスチェックを始めてしまい、持ち主の個人情報および恥ずかしい情報(エロ画像のファイル名とか)が垂れ流しになってしまった。パソコンの持ち主は出演していて、役名も本名だったため、後日いろいろ辛い目にあったらしい。本当に悪いことしたなあ、と今でも時々思い出す。



預言者Mとその家来

[出演]

根津 茂尚
黒岩 三佳
吉田 美香
伯 美乃里
久米 靖馬
関村 俊介
折尾 陽児(cube united works)

[日時]

2003/08/17-08/18

[会場]

王子小劇場

[解説]

「イエローピーポーベイベーピンク」の時、公演の当日に配る紙に、次回公演の日程だけ載せているのもおかしいだろ、って思って公演の前日かなんかにタイトルを考えて載せたんですよ。それがこの「預言者Mとその家来」っていうタイトルなんです。預言者とかには前から興味があったんですけど別に勉強とかしてなかったのに、そういうタイトルで書くって決めちゃったわけです。借金みたいなもんで、こういうことするとあとで辛い目にあうんですよね。おかげさまでたいして読みたくもない預言者関連の怪しい本を読んだりしました、世紀末に流行ったノストラダムス系の本とか。しかもほとんど役に立ちませんでした。そのうえ、この頃の私は少し脳の調子が悪かったらしく、みんな死んじゃう脚本が書きたくて書きたくてしょうがなかったので、最後はそうなる脚本を書いたのでした。それなのに、やっぱり完成したのは笑わせるための芝居であるというのが、病の深刻さを物語っていると思います。

新興宗教団体に突如やってくる自称・預言者モーゼの生まれ変わりとその家来ダニエル(すでに死んでいる、幽霊みたいなもの)が、次々と予言とか預言をして、それに振り回されて、生贄にされる人がいたり、殺しあったりとかして、モーゼも自殺して、最初から死んでたダニエルも消えた。というような話。舞台に使われてる色が黒と白ばっかりで、中央には十字架があって、全体的に縁起でもない感じだった。最初は「椅子を全部墓石にしよう!」とかいう謎の発言をスタッフに会う度に繰り返していたのですが、それもやってたら、きっと悪霊とかにとり憑かれてたことでしょう。



イエローピーポーベイベーピンク

[出演]

黒岩 三佳
渡辺 裕也
関村 俊介
江見 昭嘉(MCR)
吉田 美香
貝谷 聡
久米 靖馬

[日時]

2003/05/02-05/04

[会場]

王子小劇場

[解説]

ビックリするくらいお客様が来なかった前回の公演から33日後という、無理のある日程での公演でした。その無理ある予定を立てたのはもちろん私です。「1回目の公演が終わって3日休んでから練習を始めて、練習しながら脚本を15日で書いて…」とかいう、若さゆえの驕りとしか思えない計画をたてていたことからも、当時の私が芝居をなめていたと容易に想像がつく。でも、逆に言えば、これがなかったら1回目のショックから立ち直れないまま、当時勤めだした会社でなんとなく働いているうちに仕事にやりがいを感じ始め、どんどん仕事に夢中になっていって、そういえば昔芝居してたなあ俺、とか思い出して、あの頃の情熱も思い出して、そうだ俺も独立しよう、とか思い立って会社設立、倒産、路頭に迷う、みたいな人生になっていたかもしれないことを考えると、これがあってよかったんだと思う。話が横道にそれた。で、脚本はもちろん苦労しまくりで、でも時間がないからと、昔書いたコントを引っ張り出してきてちょっと書き直しただけのシーンとか、ただ身体を張るだけのシーンとか、書いた時の記憶が無いシーンとか、そういうのをごったまぜにして、前回以上にわけのわからない芝居にしたのだった。ところが、これが予想外に好評だったのだから、世の中わからないもんですよね。1回目の公演をさらに下回る人数のお客様を相手に芝居をすることになった、ということを除けばの話ですが。

壊れた携帯電話を修理しているひきこもり気味の女の子が、頭がおかしくなって精神病院に連れて行かれたいっていうところから始まった空想の世界と現実とがいったりきたりする軽くメルヘン入ってる話。空想の世界では黄色い救急車に連れて行かれた先がエロサイトを作ってる事務所で、そこでおもしろおかしく暮らしている。現実世界では、たまに訪れる親友にその空想のことを話して聞かせたり、部品を買いに行ったりする。とか、あらすじを書いても全然意味わかんないな。「今から嘘の話をするね」って言って始まった話が、嘘の話である必要がないような話だったので、やっぱり嘘じゃないのかな、って思うんだけど、やっぱり嘘でした、というような雰囲気を目指してた話です。まあ、話なんかどうでもよくて、笑いの部分がわりとちゃんと出来たので評判がよかったんだと思います。そして、それでいいと思います。



これはなんだ

[出演]

渡辺 裕也
伯 美乃里
宮本 拓也
黒岩 三佳
laila.g.g
日栄 洋祐
野坂 実
関村 俊介

[日時]

2003/03/29-03/30

[会場]

テレプシコール

[解説]

俺が脚本書くから出てね、と言っていろんな知り合いの役者を誘って、公演日と場所を決めて、それから脚本を書き始めたんだけど、その時になって「あ、俺、芝居の脚本書くの生まれて2回目だわ、しかも5年ぶりくらい。脚本ってどうやって書くんだっけ?」とようやく気付いた。もちろん完全にあとの祭りだったので、とても苦労した。それなのに、無茶したい年頃だったのか、本番中に酒を飲むシーンでは本物を飲む、という今となっては何が狙いだったのか定かではない指定を脚本に書いたりしてた、何考えてたんだろうなあ本当に俺ってやつは。練習中も「もっと感じよく」とか「面白く」とか、ただのわがままな人みたいな演出してたなあ。ごめん、って感じ。それでも、本番を迎える頃には、わりと面白いんじゃないかなあ、なんて思ってたんですが、超不評だった。と思う。お客様が予想していた3分の1くらいの人数しかこなくてショックを受けていたので、よく覚えてない。誉めてくれた人もいたはずなのだが、それさえもよく覚えていない。ちなみに、酒を飲むことによって得られたものは、本番中に酒を飲んでもあまり酔っ払わない、という実験結果だけだった。

なんかよくわかない物体を主人公が拾って、それの謎を解く旅にでたんだけど、結局よくわからなかった…といったよくわからない話で、よくわかんなくしてやろう、という狙いでやったら本当によくわからないものが出来てしまって、観ている側としてはよくわからないうちに終わったって感じだったと思います。何?笑わせたいの?みたいな。しかも、前述したように客席にはわずかな人しかいなくて、たぶん面白いところがあったとしても、笑える空気じゃなかったと思います。今になって脚本を読み返してみると、面白いところもあるんですけどね。ただ、当時それを形にできていたかというと、はっきりいって全くできてなかった。なんでかはわからない。ビデオを撮ってなかったので、何がダメだったのか確認しようにもできないのです。もしかしたら、全ては幻だったのかも。